紅茶に生姜を入れて飲む 「生姜紅茶(ジンジャーティー)」。
体を内側から温めてくれる効果が高いため、健康に関する様々な効能があるといわれています。
お医者さんも日常的に摂取することをおすすめしている程のパワーを持つ飲み物のひとつです。
家にあるもので手軽に作ることもできるので、体調が優れない人などはぜひ毎日続けていただきたい健康習慣です。
特に、体が冷えやすくなる秋冬には冷え性予防などにも有効です。
そこで・・・生姜紅茶(ジンジャーティー)の主な成分や効果・効能・おすすめの飲み方などをご紹介します。
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目次
生姜紅茶(ジンジャーティー)に含まれる主な成分は?
生姜紅茶に含まれる主な成分として、まずビタミンB2、B6、C、K、葉酸、パントテン酸、ナイアシン、ビオチンなどのビタミン類が挙げられます。
また、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、リン、鉄、銅、マンガンなどのミネラルも豊富です。
また、紅茶にはテアフラビンという成分やカフェインなども含まれており、それだけでも健康維持効果の高い飲み物といえます。
生姜は生で使用した場合は「ジンゲロール」という成分が、粉末のものなどを使った場合は「ショウガオール」という有名な成分がパワーを発揮するともいわれています。
この2つは期待できる効能にも違いがあるため、目的による使い分けも可能となっています。
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生姜紅茶(ジンジャーティー)の効果効能!風邪・冷え性・ダイエットにも!
「生姜=体を温める効果」というイメージを持っている人が多いですが、実はちょっとした間違いがあります。
前述した通り、生の生姜にはジンゲロールという成分が含まれており、これには特に殺菌作用が期待できます。
したがって、生の生姜を使った生姜紅茶は、風邪などの感染症予防や胃腸の調子を整える効能などを持っています。
体を温める目的で生姜紅茶を飲むのなら、加熱、もしくは乾燥した生姜を使いましょう。
ただし、私たちの体内では、ジンゲロールからショウガオールに変化することがわかっています。
ショウガオールには血行を促進し、体を温める効果があるため、風邪のひき始めには非常に優れた効能を発揮します。
冷え性の緩和をはじめ、代謝アップによるダイエットやむくみ解消などにも有効です。
いずれにしても、生姜紅茶を毎日飲む習慣を付けると、血流や代謝のアップに繋がり、生活習慣病などの改善・予防などにも一役買ってくれる存在です。
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生姜紅茶(ジンジャーティー)の効果的な飲み方は?
生姜紅茶の 作り方にも様々な方法があります。
まず生の生姜を使う場合は、生姜をすりおろして絞った汁を紅茶に入れるだけです。
チューブ入りタイプのものを使用する人もいますが、保存料などがたくさん含まれるため、健康維持効果はかなりダウンすると考えておきましょう。
続いて、乾燥生姜を使う場合ですが、市販の生姜パウダーがあれば紅茶に入れるだけなので、こちらもとても簡単です。
生姜パウダーがない場合は、自分で乾燥させて作ることもできます。
天日干しでもできますが、生の生姜を2cmほどの薄さにカットして、100℃のオーブンで1時間じっくり焼きます。
これをティーポットに茶葉と一緒に入れてお湯を注ぎ、2~3分蒸らせば完成です。
生姜は「冬至の柚子」などには敵いませんが、摂取して3時間程度体を温めてくれるので、生姜紅茶は1日数回に分けて飲むのがおすすめです。
一番効果的なのは朝といわれており、活動する前の体を温めてくれるのでおすすめですよ。
お好みでハチミツなどを加えると殺菌作用がさらにアップするため、風邪予防や引き始めにおすすめの飲み方です。