お正月に食べるお節料理には、子孫繁栄を願って数の子が入れられますね。
数の子はスーパーなどで購入した場合、大抵は塩漬けになっています。
ですから、自宅で食べる時には塩抜きや薄皮の皮むきなどの下ごしらえが必要になります。
一見難しそうにも感じますが、コツさえ覚えてしまえば美味しくいただくことができますよ。
そこで・・・数の子の下ごしらえとして、短時間での塩抜き、薄皮の皮むき、人気の味付け方法などをご紹介します!
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目次
数の子の下ごしらえ!・短時間で塩抜きする方法は?
数の子は保存を効かせるために、かなり強めに塩漬けされていますよね。
食べる時の下ごしらえとして、まず塩抜きをしなくては食べられないレベルです。
基本の塩抜き方法としては、塩水に浸けて6時間くらい放置しますが、味を見ながら2~3度塩水を交換して行います。
丁寧に行うのがベストですが、半日~1日くらい時間がかかってしまいます。
もし短時間で塩抜きをする必要がある場合は、40℃くらいの ぬるい塩水に浸ける方法があります。
塩分濃度を1%にした40℃くらいの塩水に数の子を浸けて、その後、1時間くらい放置します。
それから白く浮いた薄皮を取り除く作業も必要です。
この時、重曹を使うと綺麗に皮むきをすることができますが、下ごしらえの仕上げとして真水に2~3時間くらい浸けておきます。
全体的には丁寧に行う場合より短時間でできますが、食感が落ちてしまいやすいため、どうしても急ぐ必要がある時のみの方法としてください。
数の子の下ごしらえ!・薄皮の皮むき方法は?
塩抜きをした後は、数の子の表面に見える薄皮の皮むきが必要です。
塩抜き後の数の子には、表面にブヨブヨとして白っぽくなった薄皮が出てきます。
無理に皮むきをしようとすると崩れてしまうので、指で優しくこするようにして取り除いてください。
指で取りづらいと感じる際は、キッチンペーパーを使ってこするようにすると、比較的簡単に皮むきをすることができます。
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数の子の下ごしらえ!・人気の味付け方法は?
一度塩分を抜く作業が必要になる数の子ですが、好みに応じて自分で味を付け直して食べることが多いです。
定番の味付け方法といえば、 醤油、みりん、鰹節などを利用したものが人気です。
もっと手軽で簡単にしたい場合、濃いめに希釈した麺つゆや白だしなどを使って味付けすることもできます。
また、スルメや昆布などと一緒に松前漬けにして食べるのも人気ですね。
味付け後は、クラッカーにクリームチーズと一緒に盛り付けたり、わさびマヨネーズを付けて食べるのも美味しいです。
数の子の下ごしらえについてご紹介しました。
塩抜きをした数の子は、味を付けてから冷凍保存もできますが、冷凍すると食感がかなり低下してしまいます。
面倒ですが、食べる日から逆算して下ごしらえを行い、味付け後は1週間以内に食べ切るようにするのがベストです。
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