赤ちゃんの離乳食が進み、いろいろな食べ物が食べられるようになると、徐々に おやつなどの嗜好品も与えることができるようになります。
例えば、ヤクルトなどの乳酸菌飲料はいつ頃から飲めるのでしょうか?
赤ちゃんには便秘や下痢などのトラブルが多いため、整腸作用などが期待できそうですよね。
ただし、糖分の摂り過ぎなどが原因で、虫歯の心配も必要になってくるかもしれません。
そこで・・・赤ちゃんにヤクルトを与えるタイミングや、その効果、虫歯などの心配などについてご説明します!
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目次
赤ちゃんにヤクルトを飲ませていいのはいつから?最初の与え方は?
ヤクルトの公式HPによれば、「ミルク以外の物を口にする頃から与えられる」とされています。
ですが、ヤクルトの成分はぶどう糖果糖糖液、砂糖などの糖分がほとんどです。
甘くて赤ちゃんも好む味ですが、最初から甘味を知ってしまうと、他の食材を食べなくなってしまう可能性もあります。
また、乳成分が含まれますので、アレルギーにも注意が必要です。
「いつから飲ませていいのか?」という点において総合的に考慮すると、離乳食が完了に近づいてきた頃がおすすめです。
もちろん公式HPに書かれている通りに与えても大きな問題はないと考えられますが、 最初の与え方には注意したほうが良さそうです。
糖分の摂り過ぎが気になるため、離乳食初期の場合、白湯で2倍くらいに薄めてから少しずつ与えるのが望ましいです。
赤ちゃんにヤクルトを飲ませると便秘や下痢に効果がある?
赤ちゃんは消化器系の発達が遅い子もいるため、便秘や下痢といったマイナートラブルがとても多いです。
ヤクルトに含まれる乳酸菌には整腸作用がありますので、これらのトラブル解消に効果が期待できます。
ただし、まだまだ慣れない食材によって受けた刺激などで、簡単に便秘や下痢を起こしやすい時期であるのも確かです。
これらの症状があるからといって、すぐにヤクルトを飲ませるという安易な考えは避けた方がよいでしょう。
乳酸菌シロタ株が悪い影響を与えるとは考えられませんが、効果を期待し過ぎて与え過ぎるのもよくありません。
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赤ちゃんにヤクルトを飲ませると虫歯の原因になる?糖分は?
前述した通り、ヤクルトの成分はぶどう糖果糖糖液や砂糖などの糖分がほとんどです。
当然、あかちゃんの虫歯の原因になることも心配されます。
ただし、糖分の含まれたお菓子やジュースを飲むことが、直接の原因になるというよりは、食べ方や飲み方などが大きく左右するといっても過言ではありません。
最も虫歯のリスクが高まるのは、断続的にダラダラとお菓子やジュースを摂取することです。
ヤクルトの場合も、この「ダラダラ飲み」をすると虫歯のリスクが高まります。
飲んだら歯磨きをしたり、お茶などで口の中を綺麗にするように心がけておくとよいでしょう。
そもそも虫歯になりやすい人の原因として、口を休ませないことが挙げられます。
間食を減らして三度の食事で生活するようになると、唾液の分泌が正常に働くため菌に強い口腔環境が保てますよ。
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最初に与えるならどの商品がおすすめ?
ヤクルトと一口にいっても、 様々な商品があります。
赤ちゃんや子供に与える場合には、定番の1ついえる「ヤクルト400」がおすすめです。
いやゆる、生きて腸まで届く乳酸菌シロタ株が400億個も含まれているという商品で、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らす効果があるため、腸内環境を良好な状態に保つことが期待できる乳酸菌飲料です。
他にも、カロリーハーフや甘さ控えめの商品もありますが、これらには人工甘味料が使用されています。
人工甘味料は赤ちゃんや子供にはなるべく与えない方がよいとされることも多いため、成分を確認してから与えるようにしたほうがよいでしょう。
ヤクルトは、1本80mlしかありませんが、飲んでしまうとかなりの糖分を摂取することになります。
赤ちゃんに与える時には薄めて与えるようにし、少し大きくなるまでは1本すべてを飲ませることがないようにしましょう。
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