秋の味覚のさつまいもは、スイートポテトや焼き芋などおやつとして重宝しますよね。
そのままでも甘味があって美味しいのですが、蒸したさつまいもを天日干しした干し芋はねっとりとしていて腹持ちもよい点も嬉しいですね。
ただし、市販のものは保存料や原産国が気になります。
実は、自宅で簡単に手作りすることもできるため、ぜひ紅はるかやシルクスートといった糖度の高い品種で干し芋を作ってましょう。
そこで・・・干し芋の作り方でねっとり美味しく仕上げるコツをご紹介します!
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目次
干し芋の作り方!天日干し前の下処理は?
干し芋は、たださつまいもを天日干したというものではなく、一度蒸したものを干して作られます。
砂糖などの甘味は添加しないので、まずは美味しいお芋選びが重要です。
さつまいもは見た目がふっくらとして、皮の色が均一のものが美味しいといわれています。
また、傷や凹凸が少ないものを選ぶようにしましょう。
もちろん、スーパーで購入したものだけでなく、いただきものがたくさんある時なども、干し芋にすると甘味も増して美味しくいただけますよ!
天日干しでの作り方の場合、その前に下処理を行います。
さつまいもは皮ごと綺麗に洗い、適当な大きさに切り分けてから蒸していきましょう。
蒸し器を使ってもよいですが、炊飯器を使うともっとお手軽です。
適当にカットしたさつまいもと、1~2カップ程度の水を入れて炊飯のスイッチを押すだけです。
蒸し上ったら、なるべく縦に等分にするようにし、ざるや網の上に乗せて天日干ししていきます。
時々、上下をひっくり返しながら2~3日干せば完成です。
完全に乾燥させるのではなく、しっとりしたセミドライ状態に仕上げましょう。
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干し芋の作り方! オーブンやレンジを使って簡単に!
天日干しは、オーブンや電子レンジを使った作り方で 時短することもできます。
オーブンを利用する場合は、100~120℃で60分程度焼き上げていきます。
乾燥状態を確認しながら、焼時間を微調整するだけで美味しい干し芋が完成します。
また、蒸す工程を電子レンジでの加熱にすると、更に時間も手間も短縮できて簡単に仕上がります。
レンジで加熱する場合は、芋の大きさにもよりますが、500Wで5分、上下を返して5分加熱します。
干し芋を美味しく作るためには、しっかりと中心まで蒸すことが大切ですが、電子レンジでの作り方でも基本は同じで、中までしっかり加熱することがポイントとなります。
加熱が短いと感じたら、短時間ずつ加熱時間を延ばしてください。
この方法だと、天日干しの作業が丸ごと省けますので、非常に簡単ですよ!
もちろん、温かいまま食べても美味しいですが、冷めた頃に食べてもねっとりとして甘味のある状態をキープできます。
干し芋の作り方!紅はるかを使ってねっとり仕上げるコツは?
紅はるかは、糖度が高く、もともとねっとりとした食感が特徴のさつまいもです。
当然、通常の天日干しでの作り方で、美味しい干し芋に仕上がります。
紅はるかは、加熱することでねっとりとした食感が生まれるので、時間をかけて丁寧に蒸すことが干し芋にした時に美味しくなるコツです。
蒸した後は、輪切りなどにして天日干してもいいですが、小ぶりなものであれば丸干しにしてしまうのもおすすめです。
もちろん、安納芋やシルクスートなどでもしっかり加熱すれば、ねっとりとして甘味の強い干し芋が完成します。
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干し芋の保存方法と期間は?
干し芋は、完全に乾燥させているわけではないので、保存には少し気を遣いましょう。
若干の水分でもカビが生えやすい原因になるため、高温多湿の場所は避けるようにしてください。
冷蔵庫での保存なら、1週間程度が期間の目安です。
たくさん作った時には、冷凍保存がおすすめです。
ラップなどに小分けにしておき、食べる時には冷蔵庫で解凍、または電子レンジやトースターで加熱して食べます。
冷凍保存の場合は、半年~1年くらいの期間は十分持たせることができます。
簡単な干し芋の作り方を紹介しました。
スーパーで売られている安いものは、実は中国産がほとんどです。
自分で手作りすれば安心安全のおやつになりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
せっかく作るのであれば、甘味や食感に定評のある紅はるかなどを利用すると、かなり美味しく仕上がるはずです。
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