衣替えのシーズンにお気に入りのセーターを出してみたら、「見事に虫食いされていた!」ということ、よくありますよね。

 

衣装ケースには防虫剤をしっかり入れているのに、一体どこに原因があるというのでしょうか…。

 

虫食いの穴はよほど大きくなければ、自分で修理したり業者に依頼することもできますが、カシミヤなどの高級素材の場合、かなりの費用が掛かってしまうこともあります。

 

とにかく、繊維を食べる虫の正体を知り、予防法を徹底することが先決ですね。

 

そこで・・・セーターの虫食いの原因や、繊維を食べる虫の種類、それに対する予防法についてご説明します!

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セーターの虫食い・主な原因は?

セーターの虫食いの原因は、当然、虫の幼虫が繊維を餌にしてしまうことですが、この虫はそもそもどこから侵入してきて、なぜ繊維を食べてしまうのでしょうか…。

 

実は、体長5mmほどの虫が侵入し、家の中で繁殖、そしてクローゼットやタンスの中で産卵してしまうという仕組みが成立してしまっているのです。

 

お気に入りのものばかり餌食にされるというのも、実はあながち気のせいでもないようです。

 

これらの虫は、ウール、カシミヤ、シルクといった高級な天然の素材(動物性繊維)を好むため、虫食いされやすい繊維であることも原因の1つとなっています。

 

 

ただし、「化学繊維のものなら大丈夫!」というわけでもありません。

 

害虫は皮脂や汗などを好む性質があります。

 

したがって、春の衣替えのシーズンなどに正しい洗濯法を実践したり、クリーニングで綺麗に汚れを落としておくことも、予防法としてかなりの重要度を占めてきます。
 


 

セーターの虫食い・原因となる虫の名前や種類は?

日本に生息する虫食いの原因となる害虫は・・・

 

甲虫の「カツオブシムシ」に属する、「ヒメカツオブシムシ」「ヒメマルカツオブシムシ」の2種類。

 

そして、蛾に属する「イガ」「コイガ」の2種類。

 

つまり、合計4種類が存在していますが、あまり名前を聞いてもピンと来ないと思います。

 

 

なかでも一番被害が多いのが、ヒメマルカツオブシムシです。

 

4~5月に大量発生し、起毛部分から衣類の繊維が薄くなるように広範囲に食べていくため、虫食いの原因となる一番の害虫といえるでしょう。

 

イガは見かける機会はそれほど多くないですが、年に3回発生するといわれ、衣類の一カ所を集中して食べる傾向があります。

 

どの虫も気温15~25度、湿度60%以上を好みます。

 

また、セーターに使用される繊維の他、タンパク質ほこりも大好きなので、クローゼットや押し入れの中は特に清潔にしておきましょう。
 
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セーターの虫食い・予防法はどうする?

予防法の第一歩として、まずは皮脂や汗などをしっかり洗濯してからしまうということが大切です。

 

というのも、これらの汚れが虫食いの一番の原因になるからです。

 

1度しか着ていないセーターでも油断大敵で、必要とあらばクリーニングに出すことも考えましょう。

 

 

次の予防法として大切なのは、やはり防虫剤です。

 

なかには防虫剤を使っているけれど、虫食いの被害に遭ったという人も多いかもしれませんね。

 

その場合は、使い方が間違っているという可能性があります。

 

 

市販の防虫剤はガス化して害虫の侵入を防ぎます。

 

このガスは空気より重いため、セーターを重ねた場合は最も上に置くと衣装ケースなどの中で充満するため効果的です。

 

衣類の下においてもあまり効果はないので注意してください。

 

また、ガスを充満させるには・・・

・衣類を詰め込み過ぎない
・なるべく開け閉めしない
・隙間があるなら新聞紙などで塞ぐ

というのも重要です。

 

衣替えの際はぜひ、この予防法を実践してみてください。

 

いずれにしても、害虫の侵入経路を断つ密閉型の衣装ケースにセーターを入れ、とどめに防虫剤を一番上の部分に2個程度のせておけば、虫食いの心配はなくなるでしょう。

 

また、スーツなどの場合はクローゼットに収納することがほとんどですので、最新型の防虫剤などによる予防が必要になります。

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