スポーツ選手が怪我をしたことをニュースなどで見ると、「全治〇ヶ月」「完治まで〇週間」というような表現を耳にすることがありますね。

 

怪我や病気をすると、それが治るまでの期間として全治や完治といった表現が使われますが、これらの意味基準にはどのような違いがあるでしょうか…。

 

同じようにも思えますが、実際には明確に異なる点があるようです。

 

私たち一般人でも交通事故に巻き込まれたりして診断書が必要になったり、裁判沙汰になったりすることもあるため、知識を深めておきたいですね。

 

そこで・・・全治と完治の意味や基準の違いについて詳しくご紹介します!

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全治の意味と基準は?リハビリ期間も含む?

怪我や病気をして全治〇ヶ月などと診断された場合、「通院して治療を終えるまでの期間の目安」を意味します。

 

つまり、完全に治癒して元通りになったという意味とは明らかに違いがあります。

 

怪我の場合は軽傷、重傷、重体などの基準がありますが、複雑骨折したり靭帯断裂したりしたケースでは、治療期間を終えてもその後も痛み動作に制限が出ることがあります。

 

すると、リハビリなどが必要になることがほとんどです。

 

リハビリ期間は全治には含まれていないため、全治〇ヶ月といわれる期間を過ぎても体がすべて元通りになるとはいい切れません。

 

スポーツ選手が怪我をした時に報道されることが多いですが、その期間が経過しても競技に復帰できる目安にはなりますが、正確な基準とはいえません。

 

特に大きな怪我の場合、大抵は完全に治して活躍する姿を見られるのはもう少し先になりそうです。

 

 

完治の意味と基準は?全治との違いは?

完治というのは、文字通り完全に治った状態のことを指すため、全治とはまた意味に違いがあります。

 

簡単にいえば、怪我や病気の影響がなく今まで行っていた仕事やスポーツなどに復帰できるまで回復したというのが基準です。

 

入院や通院によって怪我を治し、さらにリハビリを重ねてようやく元通りの動きができる状態を迎えることもあり、全治と呼ばれる期間とは違いが生じることも多いです。

 

完治と診断を受ける基準としては、病気や怪我による入院や通院の必要がなくなり、日常生活における動作や心理的な側面での支障がない状態ということになります。

 

つまり、入院生活が長くなるにつれ体力が落ちてしまい、自宅に戻ってからもそれまでと同じように生活ができていないという場合には、完治とはいい切れないのです。

 

少しずつ心と体を生活に慣らしていき、完全なる治癒を目指すことが必要です。
 

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全治数週間や数ヶ月の診断書に間違いはないの?

怪我や病気になった時に病院で診てもらうと、最初の診療で「全治〇週間」などといわれることがあります。

 

これは、あくまで初診の時点での医師の判断であり、その後の筋肉や骨などの回復のスピードには年齢などによって個人差が生まれます。

 

そのため、最初の診断書に書かれる内容とは異なる場合があるのも当然のことで、決して医師の間違いというわけではありません。

 

実際には、診断書の内容より長く通院に時間を要する場合もありますし、「驚異的な回復ぶり」を見せる人もいますので、あくまでも目安として考えてください。
 
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全治不詳や不明もあり得る?

治療期間が1年以上かかるような大怪我の場合、「全治不詳」と表現されることがあります。

 

また、後遺症が残ってしまうなど回復が難しい状況にある場合、完治するかわからないという意味を含めて「全治不明」といわれることがあります。

 

これらの表現は、傷害事件などの報道で耳にすることがよくあります。

 

もちろん医師によっては、半身不随などの後遺症が残ることが明らかと判断される場合もありますので、完治が見込めないということもあるのです。

 

 

全治と完治の違いを中心にご紹介しました。

 

万が一大きな怪我をしてしまった際は間違いのないようにしてください。

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