中華料理店などでよく出されるジャスミン茶。
日本では、特に沖縄で「さんぴん茶」としてよく飲まれているハーブティーです。
爽やかな香りとスッキリとした味わいで、比較的癖も少ないため好んで飲む人も多いですね。
ハーブティーにはいろいろな効能があり、それによって飲み分けている人もいますが、ジャスミン茶の場合はどうでしょうか…。
そこで・・・ジャスミン茶の効果・効能や副作用などについて詳しくご説明します!
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目次
ジャスミン茶の効果・効能は?
ジャスミン茶に含まれる成分には・・・
葉酸、ビタミンC、E、各種ミネラル
などがあります。
中華料理では、食事の後のお茶としてジャスミン茶がよく飲まれていますが、これは 脂肪を分解する効能があるためです。
油っこい料理が多い食後のお茶には最適というわけですね。
したがって、ダイエット効果なども期待できます。
また、緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンは抗酸化物質であるとともに、体内に入るとビタミンAに変性するという特徴があります。
これにより、肌細胞の強化や粘膜の保護に効能を持ち、風邪などの感染症予防に繋がる他、目の健康にもよいといわれています。
加えて、ビタミンCやEは美容によい働きがあり、特に美肌作りに優れているといわれています。
ビタミンEの持つ抗酸化作用はビタミンCと一緒に摂取すると相乗効果が得られるとされていて、特に肌のシミ、シワ、たるみなどを改善してくれるため、特に女性には嬉しい成分です。
加齢により周期が長くなってしまう肌組織のターンオーバーを正常化する役割も果たします。
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もちろん、抗酸化作用があるということは、ストレスなどで大量に増える活性酸素を抑制し、動脈硬化を予防する効能があるため、 アンチエイジング(老化防止)に優れた効果を発揮します。
これにより、高血圧やメタボなどの生活習慣病の改善にも一役買ってくれる存在ですね。
さらに、ジャスミン茶の特徴として爽やかな香りがありますが、この香りには高いリラックス効果が望めます。
あまり聞き慣れませんが、お茶の成分に「ベンデルアセデート」「リナロール」といった香り成分が含まており、自律神経の乱れを整える働きがあります。
日頃の疲れやストレスが溜まっている時は、休憩にジャスミン茶を飲むとリラックス効果が高まりますよ。
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ジャスミン茶のカフェイン含有量は?
ジャスミン茶には少量ですがカフェインが含まれています。
抽出方法によっても差がありますが、1杯(150ml)あたり30~50mg程度です。
例えば、コーヒー1杯に含まれるカフェインは約100~150mg、紅茶は50~80mgですので、カフェインの量は控えめといってよいでしょう。
カフェインをどうしても避けたい場合は、デカフェタイプのジャスミン茶もありますので、そちらを選ぶとよいでしょう。
ジャスミン茶の副作用は?
もちろん、薬ではありませんので、 副作用というものは存在しません。
ただし、ジャスミン茶には少量ですがカフェインが含まれるため、利尿作用が働きます。
むくみなどに悩む人にとっては嬉しい効果ではありますが、飲みすぎると体内で必要とされる栄養分までも尿と一緒に排出してしまうこともありますので注意したいですね。
また、ジャスミン茶には タンニンも含まれているのですが、タンニンは食事から摂取した鉄分の吸収を阻害するという作用もあります。
貧血などが気になる人の場合には、食後1時間くらいは飲用を避けるようにしましょう。
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ジャスミン茶と妊婦さんとの相性は?
ジャスミン茶にはリラックス効果などが高いので、ストレスが溜りやすい妊婦さんにもおすすめできます。
ただし、少量ながらカフェインが含まれていたり、鉄の吸収を阻害するタンニンが含まれていたりしますので、大量摂取だけは控えるようにしてください。
また、ジャスミンの香りには子宮の収縮作用があるといわれることがあります。
これは、高濃度の精油を使用した場合に得られる効果のため、ジャスミン茶の飲用程度であれば 流産や早産に繋がる可能性は低いと考えられています。
ただし、ハーブの持つ効能は体質との相性なども影響してきます。
妊婦さんが摂取してもよいハーブ類については、様々な見解がありますので、心配な時は主治医や助産師さんに確認を取りましょう。
ジャスミン茶の効果や効能について紹介しました。
美容やダイエットといった女性に嬉しい作用がありますし、適量を守って飲むようにすると大きな問題とはならないでしょう。
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