足の指をぶつけてしまった時や靴が合わない時など、爪の中に血豆ができてしまうことがありますね。
もちろん手指の爪にも起こりますが、一番の原因は外部からの衝撃です。
特に痛みが強いのであれば、どのような治し方が有効になのかを知っておく必要があります。
また、知らないうちに血豆ができている場合は、 悪い腫瘍などを疑うことも大切です。
爪の中や表面の色まで変わってくることもあるため、早めに治すに越したことはありません。
そこで・・・爪の中の血豆の治し方についてご紹介します!
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目次
爪の中の血豆の治し方・痛くないものは自然に治る?
爪の中にできる血豆というのは、爪の下の皮膚の中に血が溜まり、「血腫」となっている状態のことです。
特に、足の親指の爪に現れやすく、マラソンランナーの黒爪の原因としても多いです。
また、痛みが強いものもあれば、知らないうちにできるような全く痛みを感じないものまであります。
この違いというのは、血豆ができた原因やその大きさにもよります。
タンスの角などにぶつけたり、靴によって圧迫されたりしてできたものは、痛みを伴うことが多いですが、これは時間の経過とともに自然に治ることも多いです。
また、知らないうちにできていた痛みのない小さな血豆も、爪の成長とともに症状が治まっているようであれば、あまり心配する必要はありません。
ただし、痛みがなくても爪の中の血豆が徐々に大きくなったり、爪の変色などがあれば、しかるべき検査や 治療を受けることも必要になるため、楽観視しないようにしてください。
それは、単なる血豆ではなく、爪の中にできた悪い腫瘍の可能性もあります。
爪の中の血豆の治し方・痛い時はテーピングしてもOK?
血豆に痛みを感じるようであれば、血腫によって爪の中の 皮下組織や骨などが圧迫されている証拠ともいえます。
もちろん激しい痛みであれば、骨折を伴っている可能性もあるでしょう。
いずれにしても、外部からの刺激を避けたいというケースでは、テーピングによって保護することも可能です。
ただし、血豆を治すためには血行がよい状態を保ち、皮膚や爪の再生を促進する必要があります。
テーピングはきつく巻き過ぎないようにし、家で休む時などは外すようにしましょう。
ずっと巻いていたいほど痛いというのであれば、医師の診察を受けることも大切です。
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爪の中の血豆の治し方・痛い時は病院は何科に行くべき?
血豆ができて痛みがある場合は、病院への受診が必要なケースもあります。
爪の中となれば、やはり皮膚科や形成外科をおすすめします。
骨折の疑いがあれば、整形外科を受診してレントゲンを撮る必要もあるでしょう。
また、何ら心当たりがないのに血豆のようなものができている場合は、メラノーマという皮膚ガンの可能性もあります。
血腫がなかなか治らず、爪の中でどんどん大きくなるという時には、メラノーマが疑われます。
死亡率が高くて怖いガンなので、治りが遅いと感じたら皮膚科を受診して調べてもらいましょう。
血抜きが必要になる場合も?
基本的には、爪の成長を待ちながら、血種の状態を経過観察することになります。
しかし、爪と皮膚を強く圧迫するほど血豆が大きい場合、痛みを軽減させるためにも血抜きが必要なケースもあります。
歩行に大きな支障が出るほどの痛みが続く時には、血抜きをした方がよいでしょう。
自分で行うこともできますが、しっかり消毒をしていないと細菌感染などのリスクもあるため、皮膚科や形成外科で処置してもらうことをおすすめします。
爪の中の血豆の治し方についてご紹介しました。
女性の場合はネイルアートが爪の負担となるため、予防のためにも長期間つけっ放しにすることは避けましょう。
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