好きなおかずランキングの上位に入る定番メニュー、豚の生姜焼き。
お店で食べると美味しいですが、家庭で作ると固くなってしまうことも多いですね。
お弁当などに入れても冷えると固くなってしまうため、柔らかく保つためのコツを知っていると便利ですよ。
なるべくジューシーに仕上げることで、ママさんの株も上がるのではないでしょうか…。
そこで・・・豚の生姜焼きを柔らかくするコツについてご説明します。
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目次
豚の生姜焼きが冷えると固くなるなる原因とは?
生姜焼きが冷えると固くなってしまう一番の原因は、豚肉に豊富に含まれる脂が固まってしまうことです。
いわゆる固いラードでコーティングされてしまっている状態になるのです。
焼き加減でもジューシーさを失ってしまう原因になることもありますが、冷えても固くならないようにするには脂身の少ない部位で作るようにしましょう。
豚バラなどは脂分が多いので、なるべくロースを使用するのがおすすめです。
他には、豚に限らず、鶏のささ身などを使うという手もあります。
作ったことがない人も多いと思いますが、上手に作るとパサパサしない生姜焼きが作れますよ!
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お弁当の冷えた生姜焼きを柔らかく保つコツは?
お肉が冷めると固くなってしまう原因として、焼いた時に水分が抜けてしまうからということもあります。
お弁当に入れると、大抵は冷めて固くなってしまいますよね。
つまり、豚の生姜焼きが冷えても柔らかく保つコツは、お肉から水分を逃さないようにすればよいのです。
方法は簡単で、片栗粉や小麦粉でコーティングしてから焼くだけです。
これで、お弁当の冷えた生姜焼きも固くなることはなくなります。
まずは豚肉を常温に出しておきましょう。
そして脂身から赤身にかけて切り込みを入れて筋を切ります。
塩コショウと酒で軽く下味を付け、片栗粉もしくは小麦粉を軽くまぶしてから焼いていきます。
ここで焼き過ぎると固くなってしまうので気を付けましょう。
お肉を焼いたら一度取り出し、醤油、砂糖、みりん、すりおろした生姜などの調味料を煮詰め、豚肉を入れて軽く絡めます。
粉がついているととろみもついて調味料が絡みやすくなるメリットもあります。
単純なことですが、あとは加熱し過ぎだけに注意すれば、お弁当の冷えた生姜焼きも柔らかく保つことができます。
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豚の生姜焼きを柔らかくするコツ・はちみつを使う!
安くて固い豚肉を使用する場合、はちみつを使うのも柔らかく仕上げるコツの1つです。
はじめにお肉にはちみつを塗っておくことで、ブドウ糖や果糖が肉の組織に浸透し、焼いた時にタンパク質が縮むのを防ぐ効果があるのです。
さらに保湿性があるので、肉汁を閉じ込めてジューシーにする役割も期待できます。
これで、安いお肉でも柔らかくジューシーに仕上げることができるため、実践しない手はありませんよね。
ただし、甘くなり過ぎることを考慮すると、みりんや砂糖は控えた方ががよいでしょう。
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パイナップルを使用しても豚の生姜焼きを柔らかく作れる!
パイナップルにはプロメリン(ブロメライン)というタンパク質分解酵素が含まれています。
下ごしらえの段階で輪切りにしたものをお肉に載せておくと、豚の生姜焼きも柔らかく仕上げることができます。
生のパイナップルを食べた時に口の中や舌が荒れたり、喉がイガイガするのはこのブロメリンの作用によるもので、私たちの口の中のタンパク質も分解してしまうのです。
とはいえ、お肉を柔らかくするだけのためにわざわざ購入するのはあまり現実的ではありませんよね。
そこで、代わりにパイナップル100%のジュースに漬けておくという方法もあります。
豚の生姜焼きの場合は、30分~1時間程度漬けておけば十分柔らかくなりますよ。
飲み物を使って柔らかくする方法は他にもあります。
コーラなら10分程度、 牛乳なら2時間漬けておくと柔らかくなるといわれていますので、自宅にある飲料を使ってみるのもおすすめです。
果物でしたら、下味を付ける時にりんごのしぼり汁に漬けておく方法もありますよ。
豚肉は脂分が多いため、特に冷えると固くなりがちです。
お子さんのお弁当のおかずに入れる場合は特に、柔らかくて美味しい生姜焼きにしてあげたいですね。
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