汗を多くかく季節になると、肌トラブルも増えてきますね。
特に首周りは洋服の襟元が当たっても刺激になることから、湿疹などができることも珍しくありません。
顔に近い部分でもあり、ある程度の露出もあるので、湿疹が目立ってしまうと気になる人も多いでしょう。
体質によっても原因や症状が異なるため、行うべき対策も個人差があるようです。
そこで・・・首周りにできる湿疹の症状や主な原因、その対策などについてご説明します!
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目次
首周りにできる湿疹の症状とは?
首周りにできる湿疹として、まず汗疹の症状ような小さな発疹がたくさんできるケースがあります。
なかには100個ほど発疹ができてしまう人もいますが、痒みがひどいケースもあれば、あまり感じないという人もいます。
また、蕁麻疹の症状のように赤く腫れぼったい湿疹が広がるようにできる人もいます。
アレルギーなどが関与している可能性もあり、掻きむしって赤みが強くなることもあるようです。
お子さんの場合は、 食べこぼしなどが首周りに付着しやすく刺激になりやすいため、湿疹ができやすく治りにくいということがあります。
また、痒みだけでなく、ヒリヒリとした痛みを伴うケースもあり、肌が露出しているのでつい手で触れてしまうこともよくあります。
いずれにしても首周りに湿疹ができると、どうしても手で触れたり掻きむしったりするため、余計に症状が広がりやすいという傾向があります。
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首周りの湿疹で考えられる主な原因とは?
首周りに湿疹ができる主な原因としては・・・
・汗による汗疹
・シャンプーや石鹸が合わない
・衣服への頻繁な接触
・アトピー性皮膚炎
・金属アレルギー
・食物アレルギー
などが挙げられます。
特に多いのは汗疹ですが、夏は頭部にかいた汗が首を伝って洋服の襟元などに溜まりやすいため、湿疹ができやすいです。
汗をかいたまま放置すると、雑菌が繁殖して余計悪化させる原因にもなります。
お使いのシャンプーや石鹸、ボディソープなどが体質的に合っていないことも考えられます。
衣服への接触に関してはよほどの刺激がない限りは起こりませんが、アレルギー物質による刺激が原因の場合、ひどい痒みを伴うことも多くなります。
主にアレルゲンとなりやすいのが、植物、金属のアクセサリー類などがあります。
植物かぶれの場合、湿疹が出るまでに時間がかかったり、全く原因に気付かないこともあるため注意が必要です。
また、金属アレルギーには2種類あり、金属に触れている部分に湿疹ができるものと、そこから毛穴などにアレルゲンが入り込み、全く別の体の部位に症状が現れるものもあります。
ピアスやネックレスなどを付ける習慣がある人は特に気を付けましょう。
アトピー性皮膚炎は子どもに多く、生まれ持った体質が影響していることがほとんどです。
特に、ハウスダストアレルギーを持っているとアトピー性皮膚炎の原因なりやすいため、湿疹ができても掻きむしらないよう親御さんが注意してあげましょう。
全く原因不明の湿疹が数多くできる場合もありますが、痒みなども一切ないため様子を見るのもよいですが、皮膚科を受診すると安心できますね。
首周りに湿疹ができた時の対策は?
湿疹ができてしまった場合、他の部位の時と同様に、まずは清潔を保ち保湿を行ってケアしましょう。
何が原因で起こったとしても、肌を清潔に保つということが一番の対策になります。
特に首周りは目立ちやすいので、なるべく悪化させないことが重要ですね。
湿疹がなかなか治らず長引くようであれば、ステロイド剤の入った市販薬などを適宜使用して治療することが大切です。
痒みが強い時は、抗ヒスタミン剤も含まれる薬を使用しましょう。
湿疹ができたところに、さらに汗などの刺激が加わるとさらに症状が悪化しやすくなります。
首周りの場合、なるべく症状が軽いうちに対策をしないと、掻きむしった跡などが消えない可能性もあるため要注意です。
その他、アクセサリー類をしばらく外してみたり、シャンプーや石鹸を薬用のものに替えるのも対策になります。
紫外線アレルギーの治療法!病院は何科へ?
痒みなどがひどい場合は皮膚科へ!
「首周りの湿疹がなかなか治らない」「痒みや痛みがひどい」という場合は、皮膚科を受診して専門医の治療を受けましょう。
アレルギーが原因と疑われる場合は、アレルゲンとなる物質を特定する必要があるため、皮膚科で検査をしてもらうことをおすすめします。
また、治療に関しても、最も適切な薬を処方してもらえますし、飲み薬が必要になる場合もあります。
いつまで経っても治らないと嘆くよりは、早めに診察を受けた方がよいでしょう。
首周りというのは様々な刺激を受けやすい部位です。
衣類を清潔にしたり、こまめに汗を拭くなどの対策も心がけるようにしましょう。
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