山歩きの最中や庭の手入れ中などに、何らかの植物に触ってかぶれてしまったことはありませんか?

 

特にキャンプやバーベキューなどのアウトドアの季節は、うっかりしていると知らないうちに触れてしまうことで、急激なかゆみなどに襲われることも珍しくありません。

 

特に、小さい子どもは何でも触れてしまう傾向があるため、植物かぶれも注意が必要ですね。

 

また、症状が現れるまでに潜伏期間が長いという場合や、花粉が風で飛んできたものが悪影響するなどの場合、なぜ皮膚症状が現れているのかわからないこともあるようです。

 

そこで・・・かぶれの原因となる植物の種類や、その症状、潜伏期間、有効な市販薬などをご紹介します!

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かぶれの原因となる植物の種類は?

植物と接触したことで起こるかぶれは・・・

・アレルギー性接触皮膚炎
・刺激性接触皮膚炎

の2つのタイプに分けられます。

 

とはいえ、簡単に素人が判断できるものでもありませんので、まずは注意すべき 植物の種類を知っておくことが大切です。

 

特に、夏場は薄着になるなど露出も多いので、迂闊に触れてしまって症状を起こしやすくなっています。

 

かぶれの原因となる主な植物の種類は・・・

・ハゼノキ
・ヤマハゼ
・ヤマウルシ
・ツタウルシ

など、ウルシ科の植物が特に多いです。

 

秋には綺麗な紅葉を見せてくれる樹々ですが、触ってしまうと大変なことになるリスクもあります。

 

ウルシにはアレルギー反応を示す人も多く、中には空気中の胞子に触れただけで皮膚炎を起こすこともありますので、特に気を付けましょう。

 

他にも、銀杏(イチョウ)の木から落ちてくる果実(ギンナン)にはかぶれを起こす汁が含まれています。

 

お子さんは木の実拾いが好きだと思いますが、銀杏の木には気を付けてください。

 

他にも、あまり知られていませんが、下記の植物や野菜などもかぶれの原因となることがあります。

イチジク、オニグルミ、カクレミノ、キク、キダチアロエ、キウイ、シクラメン、紫蘇、スイセン、ダイコン、セロリ、玉ねぎ、マーガレット、チューリップ

 

体質によってどの植物に反応するかなどは個人差がありますが、身近によくある植物でも思わぬ症状が現れる可能性があるため、頭の隅に置いておくとよいですね。

 

 

植物によるかぶれの症状は?

植物かぶれによる症状としては、赤い発疹、かゆみが最初に現れます。

 

最悪の場合、体中にブツブツとした赤い湿疹が現れて、猛烈なかゆみや痛み、発熱などに襲われることが稀にあるようです。

 

その後、患部が水ぶくれになったり、大きく腫れたりすることもあります。

 

刺激性接触皮膚炎の場合は、痛みやかゆみのピークは大体1~2日程度となりますが、アレルギー性接触皮膚炎の場合には、もっと長引くことも考えられます。

 

最初は虫刺されと区別ができないこともあり、植物によるかぶれと気が付かないことも珍しくありません。

 

 

症状から原因を特定するのは難しいですが、虫に刺された覚えがないのに突然こういった症状が現れるようであれば、植物によるかぶれの可能性は高くなります。

 

ただし、チャドクガの幼虫などのように、極細の毒針毛を持つ生物に近づいたことが原因だったということもあります。

 

毒針毛は風で流されて飛来し、服の上から突き刺さっても同じような激しいかゆみなどを起こすことがあるため、こちらも念頭に入れておくとよいですね。

 

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植物によるかぶれに潜伏期間はある?

植物によるかぶれは、接触してからすぐに症状が出る場合と、 1~2日後に発症するケースもあります。

 

個人差もありますが、アレルギー性接触皮膚炎では潜伏期間が数日になることもあるようです。

 

また、刺激性接触皮膚炎は、比較的症状がすぐに出てくることが多いです。

 

ただし、アレルギーの有無や体質によっても、かぶれやすい植物にも差がありますので、一概に潜伏期間がどれほどになるかを断言することは不可能です。
 
銀杏の食べ過ぎは危険!中毒症状が出た時の対処法や許容摂取量は?
 

 

植物によるかぶれに効く市販薬は?

植物によってかぶれを起こした際は、まずは患部を流水石鹸で綺麗に洗い流します。

 

皮膚が赤みを帯びている時、ブツブツの発疹が出ている時、痒みが強い時はなどは、ステロイドを含む軟膏を塗ることで、症状を抑えることができます。

 

基本的には皮膚科への受診をおすすめしますが、症状が軽い場合に限り、下記のような市販薬を利用してもよいでしょう。

 

【フルコートf】(田辺製薬)

ステロイド配合の軟膏で、植物かぶれにも効果が期待できます。

 

【オイラックスA】(第一三共ヘルスケア)

殺菌剤が含まれたクリーム状の薬で、患部が広い時などに使いやすいです。

 

【エンクロン軟膏EX】(資生堂)

かゆみ止め成分が配合されたステロイド軟膏です。

かゆみが強くてつらい時におすすめの市販薬です。

 

市販薬で数日様子を見ても症状が改善されない時、または悪化するような時は、すぐに皮膚科を受診することが重要です。

 

外用薬だけでなく、点滴や内服薬での治療を行うこともあります。

 

 

植物によるかぶれは、体質だけでなく、その時の体調などでも症状が出たり出なかったりすることがあるため、免疫力が落ちている時は要注意です。

 

また、乾燥や肌荒れを起こしている個所は当然かぶれやすくなりますので、日頃からのスキンケアも予防に繋がります。

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