この前切ったばかりなのに、「もう爪が伸びてしまったなぁ」と思うことは誰でもあるでしょう。
実際に爪の伸びるスピードは1日にどのくらいなのでしょうか…。
実は、年齢が若い人の方が早く伸びるため、お子さんの爪をしょっちゅう切っているように感じるパパママも多いですよね。
また、手指の方が足の爪より早く伸び、冬よりも夏の方が早く伸びたりと、色々と不思議なことも多いです。
では・・・爪が伸びるスピードや速度をアップさせる栄養素や食べ物などについてご説明します。
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目次
爪の伸びるスピードは1日にどのくらい?
爪が伸びるためには、食生活で摂取する栄養素や外部からの刺激など、様々な要因が複雑に絡み合っています。
平均すると、手は1日に0.1mm、足は0.05mmくらい伸びます。
手の爪は1週間で0.7mm伸びることになりますので、1週間~10日くらいで切る必要が出てきます。
爪の伸びるスピードは年齢によっても異なり、年齢を重ねた中高年の方より若い人の方が早いという特徴もあります。
ピークとしては、10~15歳くらいが最も早い年齢層となります。
また、小さな子どもの場合は、爪自体が小さいので伸びるスピードが余計に早く感じられます。
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爪の伸びるスピードをアップさせることはできる?
爪の伸びるスピードには個人差がありますが、様々な要因によってその状態は異なります。
まず、刺激が多いと早く伸びる傾向にあります。
パソコン操作が多い人、料理などで指先をよく使う人は、適度に刺激を受けているため爪の伸びるスピードがアップしやすいです。
また、若い人が伸びるのが早いのは新陳代謝が活発だからです。
爪先をマッサージして 血行を促進すると、さらに新陳代謝が促進されて伸びるスピードもアップします。
これは一定の年齢を重ねた人でも同じことがいえます。
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爪の成長に欠かせない栄養素や食べ物は?
ツヤがあって健康的な爪を伸ばすためには、必要な栄養素も色々とあります。
爪や骨というとカルシウムと思われがちですが、それだけで成長を促すことは難しいです。
タンパク質 ビタミン、その他のミネラルなどをバランスよく摂取する必要があります。
では、爪の成長に必要な栄養素と含まれる食べ物を見てみましょう。
- タンパク質:肉、魚、卵、大豆製品、乳製品
- ビタミンB2:大豆製品、うなぎ、レバー、魚肉ソーセージ、海藻類
- ビタミンB6:唐辛子、お米、小麦、まぐろ、にんにく、鰹、じゃがいも、鶏肉
- ビタミンC:アセロラ、柑橘系の果物、キウイ、ピーマン、緑茶
- 亜鉛 :牡蠣、小麦、あさり、鰹、鯖、鰯、牛肉、かぼちゃ
- カルシウム:エビ、カニ、魚類全般、ゴマ、海藻類、乳製品、大豆製品
日本人に不足しがちなカルシウム、亜鉛をしっかり補うとよいですね。
病気によって爪の伸びるスピードが遅くなることもある?
爪は加齢とともに伸びるスピードも遅くなっていきます。
ただし、あまりにも伸びるスピードが遅い時には、何らかの病気が原因かもしれません。
例えば、黄色爪症候群は爪全体が黄色っぽくなり、厚みが増して伸びにくくなる病気です。
黄色爪症候群になると、体のむくみなどの症状を伴うことがあり、リンパ系の器官に障害が及んでいる可能性があります。
場合によっては、ガンや糖尿病の可能性も考えられるため、爪に異常を感じたら早めに医療機関を受診しましょう。
他にも、深爪や爪噛みが原因で、皮膚との間に細菌が入り込み炎症を起こしてしまうこともあります。
すると、爪の伸びるスピードが落ちることがあります。
爪の異変は、体の異常を表すサインともよくいわれています。
何か異変がある場合、爪周辺だけでなく内蔵など体内の器官に病気があるのかもしれません。
日頃から爪の色や表面に筋のような模様が出ていないか、チェックするようにしたいですね。
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