ヤングコーン 栄養

ヤングコーンとは、トウモロコシの実が大きくなる前に収穫したもののことをいいます。

 

バーニャ・カウダなどのサラダに添えてあったり、天ぷらやフライなどにされて出てくるのを見かけます。

 

ほんのり甘いのでお子さんにも人気の野菜ですが、栄養学的には優れた健康維持効果があるのでしょうか…。

 

水煮のものは通年見かけますが、5~7月のトウモロコシが旬を迎える少し前にはフレッシュヤングコーンも流通しますので、私たちの体にとってどんな効能があるのか知っておきましょう!

 

そこで・・・ヤングコーンの主な栄養成分や効果・効能・カロリーを中心にご説明します!

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目次

ヤングコーンの主な栄養成分とカロリーは?

ヤングコーンというのは、もちろん品種名ではなく、トウモロコシが成熟する前に収穫されたものを指しています。

 

トウモロコシは、1本の茎から2~3本の穂が出ますが、甘く大きく育てるために1本だけ残して間引きされます。

 

この時に間引きされて収穫されるのがヤングコーンです。

 

主に含まれる栄養素としては、炭水化物、ビタミンB1、B2、葉酸、ビタミンE、カリウム、マンガン、リノール酸、食物繊維、葉酸などが目立ちます。

 

栄養面では、成熟前ということもあり、大きなトウモロコシには劣ります。

 

 

気になるカロリーは100gあたり 30kcal程度で、1本に換算すると約10kcalです。

 

成熟前なので甘みが強くないため、普通のトウモロコシと比べると低カロリーとなっています。
 
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ヤングコーンの効果・効能は?

ヤングコーンの効能の中でも、特に注目すべきは リノール酸の働きです。

 

リノール酸は、人間の体内では合成できない成分で、特にコレステロール値を下げる働きがあります。

 

これにより、動脈硬化心疾患脳梗塞などの予防に効果的です。

 

 

また、ビタミンB1は 糖質の代謝に関わり、糖質をスムーズにエネルギーにしてくれる働きがあります。

 

カロリーも低めなので、比較的たくさん食べたとしてもダイエット効果に悪影響を及ぼすこともないでしょう。

 

 

食物繊維は腸内環境を整える働きにより、便秘を解消する効能も期待できます。

 

さらに、トウモロコシのヒゲは漢方薬に利用されるなど栄養価が高いことで知られていますが、ヤングコーンのヒゲもまた健康維持に優れた働きをしてくれます。

 

特に、カリウムの利尿作用が強いため、むくみの解消高血圧予防にも繋がります。
 
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ヤングコーンと妊婦さんの相性は?

妊婦さんが積極的に摂取したい栄養素の代表格として、葉酸が挙げられます。

 

ヤングコーンにも豊富に含まれているため、相性の面でもよさそうです。

 

特に、妊娠初期の胎児の体を形成する際に必要な栄養素で、葉酸が不足すると先天性の奇形などの原因になるといわれています。

 

また、血液を作る際にも必要とされており、妊娠後期からは出産に必要な血液量が増えるため、妊婦さんとの相性はバッチリといったところです。

 

 

さらに、産後の授乳期には、母乳を作るために葉酸の働きが欠かせませんので、ヤングコーンから摂取するのもよいでしょう。

 

その他、カリウムによる利尿作用はむくみの防止に、食物繊維は便秘の解消に繋がるため、マイナートラブルなどにも効能を持っています。

 

 

ヤングコーンにはほのかな甘みがありますが、シャキシャキした食感で食べ応えもあります。

 

妊娠中の体重コントロールが必要な時にも、おやつとして重宝しますね。

 

 

ヤングコーンの栄養や効果・効能についてご紹介しました。

 

水煮でも美味しいですが、フレッシュなものは甘みやシャキシャキ感が際立ってとても美味しく感じます。

 

旬の時期に見かけたら、ぜひ味わってみてください。

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