きのこ類の中でも、特にエリンギが好きという人も多いですよね。
ほとんどクセもなく和洋中と様々な料理に活用できるので、使い勝手がよいのも嬉しい点です。
いつも食べているのに、どんな栄養成分が含まれ、どんな効果効能があるのかご存知でしょうか…。
実は美味しいだけではなく、健康維持のサポートに優れたきのこなのです。
そこで・・エリンギの主な栄養成分と効果・効能・カロリーについてご説明します。
Sponsored Link
目次
エリンギの主な栄養成分とカロリーは?
白くてあまり 栄養価が高くないイメージがあるかもしれませんね。
エリンギの主な栄養成分としては・・・
- ビタミンB群:ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン
- ビタミンD
- ミネラル:カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅、セレン、モリブデン
- 食物繊維(水溶性、不溶性を含む)
といったものが挙げられます。
特にビタミンB群が豊富で、様々な種類が含まれていることがわかります。
また、きのこ類に多く含まれる食物繊維の含有量も優れています。
ほとんどは不溶性のものですが、総合的には100gあたり4.3gも含まれています。
ビタミンC、Eはほとんど含まれていませんが、ビタミンB群、D、ミネラル、食物繊維の量において優れた効果効能が期待できそうです。
気になるカロリーは100gあたり24kcalと低いです。
ただし、食べると腹持ちがよく満足感も得られるため、ダイエット向きの食材といえそうです。
Sponsored Link
エリンギの効果・効能は?ダイエットにもよい?
エリンギに豊富に含まれるナイアシンには、血行をよくする効果があります。
また、カリウムや食物繊維も多く含まれているため、高いデトックス効果も期待できます。
高血圧予防の他、むくみや便秘解消にも繋がる働きがあるということで、ダイエットにもよい食材であることは確かです。
もともとカロリーも低いですしね。
また、血行促進やデトックス作用によって 粘膜や皮膚の健康維持にも繋がりますので、肌荒れや感染症を予防する効能もあります。
さらに、ビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンといったビタミンB群が豊富に含まれるため、エネルギー代謝を促進したり、疲労回復を早める働きにも優れています。
その他、エリンギには「β-グルカン」という成分が含まれており、免疫力を向上させる効能を持っています。
抗ウイルス作用を持つ トレハロースも含んでいるため、特に風邪やインフルエンザの予防効果は高いといえます。
エリンギの栄養・加熱するとどうなる?
エリンギに含まれる栄養素で、加熱によって失われてしまうものは特にありません。
ただし、ビタミンB1、B2は水溶性で茹で汁などに流れ出てしまうので、汁まで食べる料理に利用するか、短時間で調理するのがおすすめです。
また、100℃以上で調理すると旨みや香り成分が壊れてしまいます。
栄養とは関係がない部分もありますが、あまり高熱で調理するのはおすすめできません。
エリンギは70℃ほどで蒸すことにより、血液の流れをよくする機能が最も高まるという研究結果もあります。
上手に加熱調理すれば、効果効能に変化が現れることもないでしょう。
しめじの栄養素と効果・効能・カロリー!妊婦さんにもおすすめ!
エリンギの栄養と妊婦さんとの相性は?
エリンギには、妊娠中に積極的に摂りたい栄養素の1つである葉酸も含まれています。
葉酸は胎児の成長に欠かせない栄養素であり、不足すると先天性の神経管閉鎖障害などを発症する危険性が高まります。
妊婦さんだけでなく、妊娠を希望している若い女性には欠かせない成分といってもよいでしょう。
また、妊娠中はむくみや便秘に悩む女性も多いですが、エリンギにはむくみ解消効果のあるカリウム、便秘解消効果のある食物繊維が豊富に含まれています。
もともと低カロリーですし、 体重の増加をコントロールする上でも妊婦さんとの相性がよい食材といえます。
炒め物やスープなど、様々な料理に活用するとよいでしょう。
Sponsored Link