こむら返り 対処法

ふくらはぎに突然激痛が走るこむら返り

 

「腓(こむら)」とは脚の「腓腹筋」を意味するもので、この有痛性の腓腹筋痙攣に悩まされている人は少なくありません。

 

特に、運動中や夜間寝ている時などにも起こりやすいといわれています。

 

また、妊娠中期から後期の妊婦さんにも現れやすい症状です。

 

激痛が治まったとしても一定の時間違和感が残ってしまうこともあるため、即効性のある対処法があれば何とかしたいですね。

 

そこで・・・突然のこむら返りに襲われた際の対処法についてご説明します。

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目次

こむら返りの対処法・おすすめのストレッチは?予防効果も!

こむら返りが起こった時に行う一般的な対処法としては、脚を伸ばす ストレッチがありますね。
 

アキレス腱とも繋がっている腓腹筋が異常収縮している状態になっているため、何はともあれ伸ばしてあげることが大切です。

 

座ったまま、足を伸ばしたままの状態で、足のつま先を手前の方に引っ張るようにして、アキレス腱や腓腹筋を伸ばすようにすると症状が落ち着くことがほとんどです。

 

自分の手で足のつま先を掴み、手前に強めに引くようにして8秒間キープすると効果的で、その後、ゆっくり元に戻します。

 

この動作を痛みが引くまで繰り返し行います。

 

ただし、対処法としては有効ですが、その後しばらく痛みや違和感が残ることもありますので、軽く マッサージしておくとこれらも随分軽減されるはずです。

 

 

妊婦さんの場合は、お腹が大きくてつま先に手が届かないと思いますので、家族に手伝ってもらいましょう。

 

頻繁に繰り返す人の場合、引っ張るためのタオルなどを用意しておくと便利です。

 

普段からふくらはぎの筋肉やアキレス腱を伸ばすようにストレッチをしておくと、こむら返りの予防にも繋がります。

 
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こむら返りの対処法・筋肉を冷やすとよい?湿布の効果は?

こむら返りは急性の痛みなので、 筋肉を冷やす対処法も効果的です。

 

湿布を使用する場合は、冷湿布を使いましょう。

 

冷湿布は急性の痛みや炎症の緩和に効果があります。

 

メントールが入っているので、貼るだけでスーッとしてその後の不快感の緩和にも繋がります。

 

 

一方、温湿布の場合は、血行を改善して症状を和らげるというものです。

 

こむら返りの予防には使えますが、足がつっていて痛みがある時には使用しないでください。

 

 

こむら返りの対処法・テーピングを施すとよい?

ストレッチや市販薬でも効果が出なかった場合、テーピングを行う対処法もあります。

 

スポーツ用のキネシオテープがおすすめです。

 

長さは40~45cmにカットしますが、途中からY字になるようにカットします。

 

まず、かかとから足首にかけての脚の下の部分から貼っていき、2つに分かれた部分でふくらはぎを包み込むように貼ります。

 

痒みなどがなければ2~3日貼ったままでもOKです。
 
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こむら返りの対処法・有効なツボはある?

ツボ圧しお灸も有効とされています。

 

足や腰には、下記のようなこむら返りに効果的なツボがたくさんありますよ。

・膝の外側から指4本分下にある足三里(あしさんり)
・外くるぶしのすぐうしろにある崑崙(こんろん)
・内くるぶしのすぐうしろにある太谿(たいけい)
・仙骨の一番上にある骨のくぼみの横にある小腸愈(しょうちょうゆ)
・仙骨の上から2番目の骨のくぼみの横にある膀胱愈(ぼうこうゆ)

 

ちなみに、仙骨とは骨盤の上後部に収まっている逆三角形をした手の平サイズの骨で、腰からお尻の尾骶骨(びていこつ)辺りまで存在しています。

 

 

こむら返りの対処法についていくつかご紹介しました。

 

単なる疲労が原因ではなく、病気の一症状として頻発することもありますので、注意してくださいね。

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