冬瓜は、その名前から冬に収穫できる野菜と思われがちですが、実は夏が旬の野菜です。
では、なぜ冬瓜と呼ばれるのかというと・・・
保存性に優れており、夏に収穫したものでも冬まで持たせることができる野菜だから、といわれていますよね。
また、丸ごと1個の場合とカットしたものでは保存法や賞味期限も異なります。
そこで・・・冬瓜の様々な保存法についてまとめてご紹介します!
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目次
冬瓜の保存法・丸ごと1個は常温?期間は?
冬まで持つ野菜といわれる冬瓜ですが、カットする前の丸ごと1個の状態であれば、常温保存で期間の目安は2~3ヶ月になります
基本的に収穫は夏ですが、猛暑でも少し工夫すれば特に問題はありません。
直射日光や多湿を避けるようにすると、常温での保存法がベストです。
とはいえ、日本の夏は高温多湿が目立ちますよね。
ですので、丸ごと1個の状態であれば、なるべく風通しのよい冷暗所に置いてくとさらに長持ちするでしょう。
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カットした冬瓜の保存法・冷蔵庫での賞味期限は?
もともと冬瓜は水分が多い野菜ということもあり、カットすると保存性はグッと悪くなります。
切ってから半端に余ったものや、あらかじめカットされたものを買ってきた場合は一工夫必要ですね。
種とワタを抜いてからラップで包み、冷蔵庫での保存法が基本です。
冬瓜や南瓜などの野菜は、中心部の種やワタの部分から劣化しはじめます。
これを綺麗に取り除いてから保存するのがポイントです。
カットしたものをラップに包んで冷蔵庫で保存した場合、 3~4日程度が期間の目安となります。
冬瓜の冷凍保存の方法と期間は?
カットしていない丸ごと1個の冬瓜は、常温で長期保存ができるため冷凍する必要はありません。
使いかけの冬瓜をすぐには使わないという時は、冷凍保存しておいてもよいですね。
加熱などの処理は必要なく、生のままで冷凍することができます。
方法としては、種とワタを綺麗に取り除き、皮を剥いてから使いやすい大きさに切り分けます。
煮物で使う場合は乱切りに、味噌汁用などは薄切りにしておくとよいでしょう。
切ったものをラップで包むか、ジッパー袋などに入れて、なるべく空気に触れないようにして冷凍させる方法がおすすめです。
期間の目安としては、1ヶ月程は保存可能です。
料理に使用する時は、解凍はせずにそのまま使えるので便利ですよ。
冬瓜は乾燥させる保存法もある?
野菜を乾燥させると長期保存ができるようになります。
また、水分が抜けることで旨みや栄養価も凝縮され、美味しく食べることができます。
冬瓜も、乾燥させると長期保存はできるようになりますが、水分が多いのでしっかりと乾燥させることが難しいという面もあります。
一度オーブンなどで軽く加熱して、ある程度は水分を飛ばしてから天日干しにするとよいです。
カラカラに乾燥させれば、半年程は保存ができますよ。
ただし、下手に水分が残ってしまっていると、カビが生えることもあるので気を付けてください。
天日干ししたものは、清潔な瓶などの容器に入れて保存しましょう。
冬瓜は味や食感が淡白なので、お子さんから年配の方まで食べやすい野菜の1つです。
もし手元にたくさんある時は、使うタイミングに合わせて上手に保存しておきましょう。
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